Ｈａｐｐｙ　ＦＰ

厚生労働省が３年ごとに全国の医療施設に対して行っている
「患者調査」によると、

平成８年からみると12年間で2.4倍に増加しているようです。

「患者調査」は、医療機関に受診している人を対象にしますが、

実際には、うつ病の受診率がかなり低い状況のようですから
実体は数字より多い人が、うつ病などである可能性が高い
ようです。


気分障害患者数の推移
（躁うつ廟、うつ病、気分変調症、その他）

平成8年・・・・・43.3万人

平成11年・・・・・44.1万人

平成14年・・・・・77.1万人

平成17年・・・・・92.4万人

平成20年・・・・・104.1万人

また、平成21年度の自殺の原因の43.8％がうつ病であるいうデータもあります。

今年５月の全国の自殺者が３３２９人（暫定数）で、
昨年５月の２７８２人（確定数）に比べて５４７人、
１９．７％増えているようです。

これは、東日本大震災による生活環境や経済状況の変化が
影響している可能性があるようで、今後さらに調査を実施するようです。

ちなみに
WHO統計2008年では・・・・
世界のうつ病患者は約1億2千万人

なかなか自覚してもうつなのかどうかわかりにくいので、病院に行かずにそのままと
いう人も多いと思います。

誰でもかかる可能性の高い病気なので、周囲の人がいち早く気がつくことで
早期発見が可能だといわれています。

また、自分自身でもストレスを過度に貯めないように体を動かしたり、
ストレス解消方法を探しておくのもいいかと思います。